野生化させない

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白人がハワイを発見し、土着のハワイ人の生活スタイルを一変させたことは周知の事実ですが、
生態系も大きく変えてしまいました。
造林木として導入されたのが、ユーカリ。日本でのユーカリのイメージは、「コアラ」の食べ物、でしょう。でも、ユーカリーはその生長が早く、また乾燥している地域でも根系が深くまで張るため、生育状態も非常によい。その反面、現存種を絶滅させてしまうという繁殖力があります。
ユーカリは、アロマオイルにも使われたり、ポリネシアでは医療用に使われたとされています。
同様に、外来種で繁殖力の強いのが、ショウガ。英語ではジンジャー。ハワイ語ではAwapuhi。
特に中国原産のカヒリジンジャー。日本語名キバナシュクシャ(Hedychium gardnerianum)は、ヒマラヤ高地が原産であったことからも、


かなり劣悪な状況であっても、繁殖力が強い品種です。
ハワイ島の高地や、カウアイ島でも多く見られます。
Kahiliとは、羽根でつくった、トーチ状の幟。
ロイヤルや、アリイの横に対で持たれ、神に近い羽根という意味合いがあり、
その大きさ、高さがあるほど、敬意がある。
環境省からも要注意外来生物として指定を受けています。
とはいえ、セイヨウヒルガオだって、セイヨウタンポポも同様。
管理・気をつけましょう・・・。