急がば回れ

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先日も、他のハラウからKeawahouにいらした方がいました。Keawahouの場合は、すぐにハウマナとして認めるわけではなく、3ヶ月間の試用期間があります。
「せっかく、前のハラウを辞めたのに、なぜ入れてくれないの?」
「もし入れてくれないなら、どこにいけばよいの?」との弁。
問題は、そこです。
どこかに所属することだけ、考えていること自体、その時点で、Keawahouのハウマナにはなれません。本質は何か?じっくりと1から学びたい、という姿勢で臨んでいれば、必ずKeawahouは門を開くでしょう。しかし、あせれば焦るほど上達が遅くなります。それがわからない。
「前のハラウでは難しい振り付けの曲をやってたのに、なぜ、基礎的なこと、つまらないことばかりさせるの?」
と、思うなら、このハラウは、あなたには合ってない。だから、断るか、辞めていただきます。難しい曲?というのは、基礎の上に成り立つもの。「振り付けが難しい曲」をいくら踊れたとしても、ただ記憶力が良いだけなのです。Keawahouではハンドモーションは指導しますが、「振付師」ではありませんので、教えません。
 私は、入会された人に、質問することがあります。
「Kaholo」の意味はなに?
「Hela」の意味はなに?
「’Uwehe」の意味は?
本当に基本的な意味を、フラが大好きで、自称「何年もやっている上級者」という方にお聞きしています。しかし、今まできちんと答えられた人は極少数。
そして、「だって、いままで、ならってないんだもん」と逆ギレされます。
上達度に応じて、その人に合わせて指導していく、これがKeawahouのやり方。誰でも人をたくさん集めて、楽しく教える、という指導スタイルではない。だからこそ、自分が「やったつもり」ではなく、真摯に取り組んでいけば、私も、Kumu Kaupuも、手を差し伸べるし、必ず上手くなっていくはず。だって、いきなり難しいチャントを指導しても、覚えられるわけない。
階段は一段一段のぼらなければならない。
早足で上ることはできても、いきなり10段飛び越えることはできない。
自分の今の状況を客観的に理解をすること。そして、自分の出来る範囲で、進めていけばいいのです。
写真は、先日またハワイへ戻り、芝生(ローンといいます)でケイキ(Kaikamahine)の3人とレッスン。野外で大きい声での’Oliはいいですねぇ♪

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