イプ(IPU)の話

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今日はイプの話をします。
そもそもイプ(IPU)とは、ハワイ語。日本語では瓢箪(ひょうたん)のこと。
英語では、Gourdです。
いわゆる、こういう形の植物の利用方法は、物を運んだりするときに使われ、
日本でも、薬を入れたり、水をいれたり、酒など、液体を運ぶのに重宝されてきました。
ハワイでも、食べ物の貯蔵や、布の保管のために、使われていました。
ハワイには、ひょうたんは、パイナップルや、プルメリヤと同様、自生するものではなかったのですが、 大航海時代、キャプテンクックがハワイに上陸後、世界の植物や動物がハワイに入ってきたため、
そのなかに、ひょうたんが、ありました。
こういう植物を、カヌーによって運ばれた植物、カヌープラント、といわれます。
ひょうたんは、暖かい気候を好み、日本でも夏が収穫期になります。
ハワイでは、太鼓(ドラム)として使い、このリズムに合わせて踊るのが、
イプフラ、といいます。
イプヘケは、イプを2つあわせたもので、
長い下の部分を、’Oloといい、上の部分をHekeといいます。
現在、イプを商業的に作っている場所は、ハワイでも非常に少ないです。
ほとんどのイプは、メインランドか、東南アジアからの輸入になっています。
もっとイプのことが知りたい人は・・・ハラウヘ。

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