この数年で自分を取り巻く環境も大きく変わり、またフラを取り巻く環境も大きく変わりました。
一番変わったと思うことは、フラを日本で教える難しさ、です。
ハワイに住んでいた時は、人々の心の中に、日常生活に自然と共存する大切さや、感謝の気持ちがあって、それを少し想起してあげること、そして、フラの考え方を導くことで、簡単にフラとは何かを考えてもらうことができます。
日本人のハワイに対する考え方は、大きく異なります。
そもそも、「ハワイ」が日本人のあこがれる観光地として定着してしまった根本の背景は、
戦後の「西洋人があこがれるハワイ」から進んでおり、日本の極端な欧米化によって、
英字に憧れ、ハンバーガーに憧れ、アメリカに憧れ、そして、ハワイ観光に憧れる。
いわゆる「ハワイに憧れる」のではなく、「ハワイ観光に憧れる」わけで、
ハワイの持つ、独特の文化、歴史を探求するものではありませんでした。
ちなみに、消費のための「ハワイ観光」は、今日の不況によって成り立たないのは、観光ありきだからでしょう。
このような少し異なった環境の上に成り立つ「フラ」ですので、日本でフラをやりたい人のほとんどは、その憧れを追い求める人、中高齢からフラをスタートする人が多いように見受けられます。
ケアバホウでは、入会時に面接をしますが、多くの人たちがこの気持ちを持っていらっしゃる。
動機はどうであれ、入会した後は、ベーシックやカヒコといった基本的なことを、レッスンでは厳しく見ていきます。
思い描いていたイメージと、実際、私たちが伝えようとしていることのギャップが大きすぎ、体力的、精神的にも厳しくなり、退会され、他のハラウやサークルに行くようです。
日本人は、日常生活の中に宗教心を持っていない人も多い。
大晦日と正月、お盆程度でしょうか?節句だけの信仰では、足りないのかもしれません。
精神的な支えをどうやって保つか、そのコントロールがうまくいかないのではないでしょうか?
ハワイでは、フラの考え方は、フラをやる人にとって大きな心の支えであり、踊らない時も、日常的にフラがあって、いつも、いつでも、近くにある存在そのものであり、
そして、Lakaがいつもフラについてガイダンスを送ってくれる。そして勇気付けてくれている。
「すこし、いっちゃってる?」と思うのであればそれも結構ですが、
そうして自然に対する感謝の気持ち、人に対する感謝の気持ちが育まれるはずです。
「気持ち」というものは、モノではない。決して目で見ることができない。
だから、なくさないように、いつも心に持ち続けることが重要なのです。
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